ISO9001、ISO14001、ISO45001、IATF16949、AS/EN/JISQ9100のコンサルティング・セミナー・研修 ISOコンサルティングサービス株式会社 愛知 名古屋

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ISO認証取得 継続コンサルティング コンサルティングの詳しい事例をご紹介いたします

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何故、継続コンサルティングが重要なのか?
第一実業ビスウィル株式会社様 継続コンサルティング事例
弊社では、ISO取得後も継続してコンサルティングをご依頼いただいているお客様がいくつもあります。 今回、その一つである第一実業ビスウィル株式会社様にご協力を頂いて、継続コンサルティングに関する インタビューを実施させて頂きました。

【第一実業ビスウィル株式会社 会社概要】
所在地:大阪府吹田市穂波町12-43
創 立:昭和46年7月27日 カネボウエンジニアリング設立
    平成17年4月1日 商号変更しカネボウビジョンシステム発足
    平成17年9月1日 商号変更し第一実業ビスウィル発足
資本金:100,000,000円
代表者:代表取締役社長 吉田 充
従業員:65名
TEL : 06-6378-6115 FAX : 06-6378-6117
H P : http://www.viswill.jp

【事業概要】 医薬品および電子部品向け外観検査システム(ビジョンシステム技術を基盤とする検査システム)の開発・設計・販売並びに保守に関する業務

【事業方針】 第一実業ビスウィル株式会社は、自動外観検査システム【vis】の未来を切り拓く決意【will】をもって、人の目に替わるセンシング技術を駆使し、生産現場のあらゆる検査ニーズに対応したシステム開発を目指しています。

【商品概要】
○ 錠剤自動外観検査システム
○ カプセル自動外観検査システム
○ 凍乾バイアル自動外観検査システム
○ 顆粒剤自動外観検査システム
○ チップ電子部品自動外観検査システム

ビスウィル外観検査システムでは、医薬品および
電子部品向け外観検査システム(ビジョンシステム
技術を基盤とする検査システム)の開発・設計・
製造・販売・保守を行っています。
世界でトップシェアを誇る、その卓越した技術と
発想は、人間の目と判断機能を代替する高性能な
検査システムとして、製品の品質保証や生産工程の省力化に貢献しています。

錠剤自動外観検査 システム TVIS-EX3   チップ部品外観検査 システム CCVIS-A4
錠剤自動外観検査
システム TVIS-EX3
チップ部品外観検査
システム CCVIS-A4

第1回 一般講習、現状調査

ISO9001&ISO14001取得に向けてのコンサルティングがスタートしました。写真は一般講習を実施しているところでしょう。
(2005年12月14日 )

一般講習、現状調査

第18回 内部監査員強化研修

内部監査の質的向上を目指して、内部監査員の強化研修をしています。‘ISOの成功の為には、内部監査の質の向上が不可欠’ということを良くご理解いただき、数度にわたって内部監査員の強化研修を実施させて頂きました。
(2007年8月8日)

内部監査員強化研修

第28回 ‘知財・情報管理プロセス’の構築

第一実業ビスウィル蒲lのような高付加価値の製品を製造している会社は、知財管理や情報管理が重要です。従って、統合システムにその要素を加えようということで話し合いました。この時は、情報セキュリティの専門家であり、弊社の契約コンサルタントであるコマツマネジメントサポートの小松 大三氏も同行しています。
(2008年8月26日 )

‘知財・情報管理プロセス’の構築

第30回 定期審査直前対策(模擬審査)

外部審査機関による審査の前に必ず実施している統合システムに対する総点検、いわゆる‘模擬審査’を実施しています。前回の審査のフォローは出来ているか、抜けはないか、継続的改善は進んでいるか、といったことをポイントを絞って確認しています。
(2008年11月26日)

定期審査直前対策(模擬審査)

コンサルティングの軌跡

  回数 日時 コンサルティング内容











1回目 2005年12月14日 一般講習、システム構築基本事項確認
2回目 2006年1月10日 統合マニュアル案、プロセス相関図の検討
3回目 2006年1月24日 プロセスについて個別検討
4回目 2006年2月13日 現状把握、プロセス検討
5回目 2006年2月28日 統合マニュアル検討、環境ISO説明
6回目 2006年3月30日 課題の進捗状況確認
7回目 2006年4月11日 進捗状況チェック
8回目 2006年4月26日 進捗状況チェック
9回目 2006年5月25日 進捗状況チェック
10回目 2006年6月23日 内部監査員研修
11回目 2006年6月24日 内部監査員研修
12回目 2006年8月28日 内部監査実施
13回目 2006年8月29日 内部監査実施
14回目 2006年10月20日 最終チェック
15回目 2006年11月20日 第一段階審査フォロー
16回目 2006年12月20日 第二段階審査最終日立会
  2006年12月26日 ISO9001&ISO14001 ダブル認証取得!!

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17回目 2007年6月26日 システム改善計画立案
18回目 2007年8月8日 内部監査員強化研修
19回目 2007年9月7日 個別プロセス検討会(設計開発プロセス)
20回目 2007年9月26日 個別プロセス検討会(評価製造プロセス)
21回目 2007年10月1日 個別プロセス検討会
(営業プロセス、顧客サービスプロセス)
22回目 2007年10月15日 個別プロセス検討会、統合マニュアル簡素化検討
23回目 2007年11月27日 定期審査直前対策

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24回目 2008年1月9日 定期審査フォロー、今後の継続的改善について
25回目 2008年4月9日 内部監査員強化研修
(タートル図を利用しての内部監査)
26回目 2008年6月3日 内部監査員研修
27回目 2008年7月14日 プロセスの相互関係の確認
28回目 2008年8月26日 ‘知財・情報管理プロセス’の構築、
統合システムへの組込み
29回目 2008年10月28日 中間チェック、ISO9001:2008年改訂に関する解説
30回目 2008年11月26日 定期審査直前対策(模擬審査)

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31回目 2009年2月13日 定期審査後フォロー、今後の継続的改善について
32回目 2009年5月 ※予定 ISO9001:2008年改訂の説明、自主的対応への指南
33回目 2009年7月 ※予定 ISO9001:2008改訂対応状況の確認、内部監査準備
34回目 2009年9月 ※予定 中間チェック
35回目 2009年10月 ※予定 定期審査直前対策(模擬審査)
36回目 2009年12月 ※予定 定期審査後フォロー、今後の継続的改善について
左が横田管理責任者、右が門田
インタビューは2008年2月13日(金)、継続コンサルティングの終了後に、管理責任者である横田 喜郎様をはじめとするISO事務局の皆様にご対応いただいて実施しました。
第一実業ビスウィル株式会社様会議室にて
(※左が横田管理責任者、右が門田)
とても和やかな雰囲気です。
写真には写っていませんが、ISO事務局の皆さんもインタビューに参加して頂きました。ISO事務 局の特徴は、若い方と、女性が多いことが特徴です。‘ISOを活用するにはどうすれば良いか’を常に考え、とても積極的な活動を実施して頂いております。
Q1.ISOを取得した理由、ISOの効果(取得後2年が経過して)
当社は、医療品業界におけるバリデーションというドキュメントで評価を受けておりました。
その自信もあり、その仕組みに従えば、当社のような小さな組織では(ISOは)必要がないという考えでした。
しかしながら、そのバリデーションだけでは、ISOの全ての要求事項を網羅できていないこと、組織内の管理者の意識の違いから、思い通りに会社の方向性を統一することができませんでした。
そこで、それらの問題を解決するためには、ISOの取得を利用しようと考えました。
ISOを取得することで、経営トップの方針から、各部門の役割が明確となり、業務を「見える化」する効果があり、全員参加の意識が芽生え、各部門でのリーダー意識が生まれました。
その結果、ムダ・ムリ・ムラを改善する意識も芽生えだし、効率的に仕事を進めていくようになりました。
Q2.継続コンサルティングを依頼した理由、その成果
ISOの取得により、業務改善の効果は現れ出しましたが、それを会社の業績向上へ向けての具体策まで進まなく、組織という力を利用するという意識が芽生えません。
そのためには、当社のISOを客観的に判断して、問題点を洗い出す必要があります。
また、ISOの事務局は、各部門に所属していることから、どうしても自分達の組織の利益につながることを考えてしまいます。
これらの壁を作ることを防ぎ、スピードを持って、次のステップへ進めるためには、継続コンサルティングが必要でした。その結果、仕組みの見直しも積極的に行われ、非常に理解しやすいマニュアルへと改善されました。
また、ISOは認証取得後もシステムを維持・向上する必要がありますが、抜けがあった場合に適切に指摘してもらえ、定期審査に万全の状態で臨むことも出来ました。
Q3.ISOコンサルティングサービスのメリット、期待、要望等
ISOコンサルティングサービスの良い点は、コンサルティングが分かりやすいことや当社の事情(歴史)を十分に意識したコンサルティングを実施してもらえることです。継続コンサルティングを通じて社内事情に精通することにより、改善すべきことを具体的に指摘してもらえることができました。また、メール等のでクイックレスポンスも魅力のひとつです。

経営トップの方針を現場担当者まで伝えることは容易ではありません。 また、各部門、各管理者の意識の違いを統一することも並大抵ではありません。 意見の食い違いを修正し、早期に改善策を立て、経営トップの方針に従い、会社従業員全員が業務を遂行するためには、第三者の関与により客観的状況把握が必要です。 そのためには、当社の業務に精通したコンサルティングは、大きな成果を生み出します。 会社運営は、継続的改善が必要です。当社は、VPS活動により、継続的改善を図っておりますが、これを会社の仕組みに反映させていく必要があります。 会社内の変化をコンサルティングの方にも理解していただき、より有効なISOへと進化させていただく役割を期待します。
編集後記

第一実業ビスウィル株式会社の皆様、インタビューへのご協力、本当にありがとうございました。また、コンサルティング風景の写真を残して頂いていたおかげでとても具体的な掲載ができました。

インタビュー実施後、HP掲載記事を作成するなかで今までのコンサルティングを振り返りましたが、改めて御社の活動の熱心さ、ISOを活用しようという意欲に驚きを覚えます。

‘ISOは役に立たない’という声も巷では聞かれますが、‘ISOが役に立つ会社と役に立たない会社の違い’というのが、御社を見ていると明確に分かります。

ISOは、‘ゴールのない改善活動’の連続です。今後は、いかに‘自主的なマネジメントシステム’にするかが重要なポイントでしょう。‘第一実業ビスウィルにおける最適のマネジメントシステム’の追及の為に最大限の努力をしたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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